カノミナミ2018年11月5日
昨日ランキングマッチが終わりました。
結果はベスト16。
もともと今の実力では勝てないだろう、と割り切ってとにかく成長しよう、と思って臨みました。
予選は危ない試合もありながらも全勝することができました。
前回より良くなったところはもちろんありますが、また予選での課題も見つかりました。
予選で勝たなければ元も子もないので、いかに予選で勝ちきるか、最初から集中できるか、をもっと強く意識しながら一点をもーーーっと貴重に思って試合をしないといけない、と感じました。
トーナメントは一回戦、二回戦と勝ち、三回戦でナショナルチームのいつも練習しているメンバーと対戦しました。
試合の前々日に練習した時は15-4で負けていましたが、今日は勝ちにいこう、と思ってひとまず持てる力を全て出してぶつかり、限界までやってみて自分の課題を洗い出そう、と戦いました。
序盤からずっとリードを許していて、なかなか二点差がつまらず、一点差になってもまた取られ、を繰り返していました。
後半少し離されて14-11とリーチをかけられましたが、私にはまだ成長できるチャンスが最大4点ある!(自分が15点取るまでという意味で)と思って最後まで諦めずに集中してやろう、ともう一度そこから切り替えて試合をしました。
すると14-14まで追いつくことができました。
しかし最後の一点、自分のミスで相手に突かれてしまい、敗退してしまいました。
もちろん最後の一点は悔やんでも悔やみきれないですが、なぜ14点も取られてしまったのか、また、何で自分が14点取ったのか、が重要だと思います。
昨日一日はもう本当に悔しくて発狂しそうでしたが、いや、発狂してましたが、一日経って冷静に考えると自分のミスが多いし、まだまだ技の精度、動きの精度にかなり雑さがあるな、と感じます。
ワールドカップではその雑さ一つが命取りとなって簡単に負けてしまいます。
細かいところはもともととても苦手ですが、こここそ誤魔化さないでしっかり向き合い、修正していかなければいけないです。
ダイナミックなフェンシングが強みでもありますが、繊細さがあってこそダイナミックさが活きるので得意なところではなく、苦手なところにしっかり焦点を当てて練習していこうと思います。
11点からまくった時の感覚は少し以前の試合勘が戻ったかな、という感覚もあり、悪くはないと思います。(負けたことは別として)
あの一点さえ取ればもう一試合できたのに!と思うと悔しくて眠れないですが、まずは昨日得たものをしっかり自分のものにしていけるように頑張りたいと思います。
みんな口を揃えて「復帰したばかりだしそんなもんだよ」と言いますが、それでもやっぱり負けるのは最悪の気分です笑
やるなら勝ちたい!
「悔しさをバネに」とは今の私にぴったりかなと思います。
もちろん世の中そんなに甘くはない、ということもよーーーく分かったのでしっかり質の良い努力をしていきたいと思います。
来週は学生の試合が京都であります。
自分にとって試合は悪い部分が洗い出せるし、また良い部分も眠りから覚めてくれるいい機会です。
アルジェリア前最後の試合もレベルアップに向けていいきっかけにしたいです。
もちろん明日からの練習も気合を入れて頑張ります!
手首は練習で痛めましたが、翌々日にはだいぶ痛みも引き、今も試合後にしてはかなりいい感じだと思います。
油断せずしっかりケアして一歩ずつ少しだけ焦って頑張ります😊😊😊