fencing team Japan 世界選手権慰労会&合宿

カノミナミ2015年9月2日

14411185859421441001832577 8月30、31日で千葉県の生命の森リゾートでフェンシングのナショナルチーム(2015年の世界選手権出場メンバー)で、慰労会と今後のフェンシングについて考えるという合宿を行いました。この企画は、今回の世界選手権での太田雄貴選手の金メダルを獲得や全ての種目の選手の来シーズンからの躍進を期待して、強化委員長の斎田守委員長が立案してくださったものです。

 1日目は慰労会ということで、みんなでロングジップスライドをやったりボーリングをやったりと楽しみました。いつも女子フルーレという枠でしか活動しないため、普段他の種目の方達と深く関わることはないので今回はとても新鮮な感じがし、また、Japan Fencing Teamとしてお互いを知るよいきっかけになったのではないかと感じました。夜にはバーベキューをして肉をお腹いっぱい食べました!

 2日目は太田雄貴選手プレゼンツの座学で、午前中はAGOS Japanの会長の横山匡さんに来て頂きお話をして頂きました。横山さんとは以前太田雄貴選手の合宿で初めてお会いしお世話になりました。今回もまたさらに中身の濃いお話で私自身の足りないものや今の自分を客観的に見直す良い機会になりました。午後は各種目の男女計6組がそれぞれお題に沿ったプレゼンを行いました。お題は

1.日本のフェンシングの競技力がどうやれば更に向上するか?(各種目and全体としても)

2.日本のフェンシングがとうすれば更に発展していくか?

3.10年後のフェンシング界の為に今から出来ることを考えよう。

でした。今までは自分がどうすれば強くなれるのか、有名になれるのかというように"自分とフェンシング"というような考えしか持っていませんでしたが、フェンシングの未来のためにできることを考える、というのは私のフェンシングに対する価値観を変えるものになりました。また、それを考えれば考えるほど、今まで様々な人たちが選手を育てフェンシングを育ててきたのだなと感じました。そう言った意味では私の今後のフェンシングとの向き合い方、意識をかえる良い合宿になったと思いました。

 そしてやはり、フェンシングの未来のためには今の世代の選手が結果を出し、知名度を上げ、フェンシングの人口を増やすことなのではないかと思いました。結果を出すのは簡単なことではありませんが、強くなる方法をみんなで模索し実行していくことで、徐々に答えに近づけるのではないかと思います。また、他の種目の方のプレゼンを聞くことでそれぞれの種目が抱える問題などを知ることができて、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと勉強になりました。

 斎田委員長にはこのような貴重なお時間をくださったことに本当に感謝しています。ありがとうございました。来シーズンはしっかり結果をだせるように頑張ります!