近況ご報告

カノミナミ2020年4月28日

しばらく更新していませんでしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は抜糸も無事終わり、リハビリも順調にできています。
明日からGWですが、そんな感じも全くなく、と言ってもいつもGWはドイツの試合に被っていたので、日本で過ごした記憶はあまり無いですが…変わらない毎日を過ごそうと思います。

手首は思ったよりも動きがよく、フェンシングの基本練習も自宅前で少しずつできています。
まだまだ動きづらい感じや可動域が出なくて皮膚が引っ張られる感じなどありますが、徐々に良くなると思います。
少しずつ少しずつ動かしていきたいと思います。

会社からはパソコンが送られてきて在宅になりましたが、テレビ電話で会議をするということだったので、気合を入れて着替えたらなんとパソコンにカメラが付いていなくて、結局声だけの参加でした笑

企業や飲食店など大変な様子を目にしますが、インターハイがなくなったニュースを見て、本当にかわいそうだなと思いました。
高校三年生はもう何もなく学校が始まる頃には受験勉強にシフトしなくてはいけない不完全燃焼な状態で一年間を過ごすのはもう何と言っていいか分かりません…

これで引退するはずだった人、インターハイに出るために頑張った人、二連覇、三連覇がかかってた人、初優勝候補だった人、地元開催の人、いろいろな人がいたと思います。
私の選手としての立場からしたらやってほしいという希望はありますが、医療現場で昼夜問わずに働いてくださっている方々や、世界各国の状況、日本の状況を考えるとやはり命よりも大事なものはないのでそんなことは言えません…
選手たちも大きな声でインターハイは開催してほしいとは言えない状況だと思います。

インターハイは高校生しか出られない大会なので本当に特別なものだと思います。
オリンピックや世界選手権は何歳まで、という規定がないので、目指したいと思う限り目指せますが、インターハイのタイトルは3回しかトライするチャンスがないと思うと本当に特別だなと思います。
私はこの状況でインターハイが無くなってしまった選手たちに何か言えるほどの人間ではありませんが、小さくても新しい目標を見つけて、それを大きく大きく膨らませていくしかないのかなと思います。
私も怪我をして手術しなければよかった、とかあの時練習やめておけば良かった、と思うことは今でもありますが、過去のいろいろな怪我を振り返るとそこから学んだことが1つ以上はあって、それによって進む道が全く変わったこともありました。
本当に最悪な状況だと思っていても何年か何十年かしたら最悪では無くて自分の道が変わる瞬間だったんだな、ラッキーだったな、と思う瞬間が来ると思います。

私も今そんな未来を希望に今できることを頑張っています。

私も人間なのであの時こうだったら…と思うことは何度もありますがそう思うといろいろなもののせいにして、やる気が全部なくなって何もやりたくなくなるので、できるだけそういう風には考えないように気を付けています。

と、インターハイについて持論を展開する近況報告になってしいました😂
コロナの影響がたくさんスポーツにも出ていますが、スポーツをメインにやっている人間として、そのようなニュースにはより関心もあるし、また、何かできたらな、といつも思ってます。
と、言いつつ大していいアイディアはありませんが…

ということでお陰様でこの状況の中でもありがたいことにリハビリに励みながら少しずつ練習もできています。

皆さんも大変な中だとは思いますが、良いゴールデンウィークをお過ごし下さい。