カノミナミ2017年4月17日
一昨日の土曜日、駒沢体育館でユニバーシアード大会の予選がありました。一位のみ出場権が獲得できるという条件が厳しい大会でしたが、優勝し、ユニバーシアードが内定しました。(現在理事会の承認待ちのため内定)
今回の目標は優勝一筋!という感じではなく、1試合ずつ集中して全力で戦うことに集中していたので、あっという間に決勝だ!という感じでした。
浅田真央選手の引退を受けて私も本当に”毎回の大会が最後のように後悔なく、フェンシングの面白さを感じながらやれることをやり切らなければいけないな”と感じ、”今大会はこれが引退試合だったらどのように戦うだろうか…”などと考えて臨みました。
すると、悪い時に感じる『勝つことに縛られた感覚』はほとんどなく、ガチガチに緊張せず、やるべきことを思いっきりすることができました。
また、いつもは相手に点数を取られることが怖く、思いっきり攻めることができませんでした。しかし、今回は本当に恐怖感なく、失敗しても冷静に最後まで戦うことができました。
新しい技もしばらーーく練習していたのですが、今まで一度も決まった事がなく、練習でも決まる確率がかなり低くて試合で挑戦すらしたことがない技がありました。しかし、今回は失点と失敗を恐れないで”試合”という場で実践でき、決めることができました。決勝戦でも決めることができて自身にもなったし、何より、より一層フェンシングの楽しさを感じました。
今回の試合も本当に得るものがたくさんある試合になりました。
さて、過去は過ぎ去ったので次の試合、24日からドイツのタウバーで試合があります。まずはひとつずつ確実に目標と目的を持って丁寧に一歩ずつ階段を上っていきたいです。
今回の試合で反省もたくさんあるのでそこも改善し、次の試合に臨みたいと思います。
今回は三高のOBの方も応援に来てくださいました。
直前の告知にも関わらず、わざわざお時間を割き、見に来て下さってありがとうございました!
これからも頑張ります!