カノミナミ2017年5月3日
昨日無事帰国しました。
今回はベスト64にも入れず、予選落ちという結果でした。あまりにも情けなく、報告するのも気がひけるくらいです。
結果に対しては言い訳するつもりはありません。なにはともあれ勝てなかったのは私自身です。
ただ今回の試合はドイツに入ってからコンディションがずっと悪く、試合までになんとか調整しようとしましたが結局うまく調整できずにこのような結果になってしましました。
コーチにはコンディションが悪くても3勝はしないとダメだ、と言われ、これがオリンピックだったらコンディションが悪いからと言ってその試合を捨ててまた4年待つのか、と言われました。確かにその通りだと思いました。しかし、自分の中では何度も切り替えようと思っていたし、諦めた試合は一試合もありませんでした。ただコンディションが悪いならば悪いなりに違う戦い方があったし、勝つ方法はあったと思います。
また、試合が立て続けにあり、気持ちを完全に切り替えられていなかったし、フェンシングも国内の戦い方から、海外の戦い方に切り替えられていなかったのも一つの原因です。
同じ大会は年に一回しかありません。世界ランキングをかけた戦い、本当に一試合一試合が自分の運命を決めるのに、100パーセントの力を出し切れなかったことが本当に悔しいです。
次の中国まで気を引き締め、目標を明確にし、同じ失敗を繰り返さないよう、技術だけでなくコンディショニングにも気を配って中国はグランプリでポイントが1、5倍になるので一試合ずつ後で後悔しない戦いをしたいです。
また、今回日本人で私だけが予選落ちでした。本当に悔しくて、情けなくて、日本に帰れないと思っていました。しかし、団体戦に出場できるチャンスをもらえて、試合にも出させてもらえました。
団体戦の結果は7位と、いつもより順位を上げられたのでよかったです。ベスト8がけのポーランド戦は一試合も出ませんでしたが、チームとしてベンチに入れて本当によかったです。ロシア戦では一試合、アメリカ戦で一試合、ハンガリー戦で三試合出ることができました。個人戦のように戦ってチームに迷惑は掛けられないと思い、個人戦の悪かった原因をできる限り探り、改善して臨みました。コンディションは最高とは言えませんでしたが、それでもできることはたくさんあったし、団体戦ではできることはすべてやったつもりです。
今回の試合でまだまだ技術面、体力面、精神面、コンディショニングが自分でコントロールできていないと感じました。
中国まで残り少ない日数ですが、日々の私生活から、自分をコントロールし、毎日コンディションを確認し、できることはすべてやって試合に臨みたいと思います。
毎回気にかけ、応援してくださる皆様、本当にありがとうござます。次こそは応援してくださる方も笑顔になる結果をご報告できるように頑張ります。
未熟な私ですが引き続き応援よろしく御願いいたしますm(_ _)m